大腸がんになりやすい人とは?危険因子と予防のポイントを赤羽の専門医が解説|北区、板橋区、川口市で肛門科・消化器内科・内視鏡検査は赤羽胃腸肛門クリニック

お役立ちコラム

お役立ちコラム

大腸がんになりやすい人とは?危険因子と予防のポイントを赤羽の専門医が解説

2026.07.02
大腸カメラコラム

大腸がんになりやすい人とは?
危険因子と予防のポイントを赤羽の専門医が解説

監修:赤羽胃腸肛門クリニック 院長 葛岡 健太郎

大腸がんは、日本人がかかるがんの中でも上位を占める、非常に身近な病気です。「どのくらい多いのか?」「自分はなりやすいタイプなのか?」「予防のために何ができるのか?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、日本における大腸がんの現状から、注意すべき危険因子、そして予防のポイントまで、専門的な視点から詳しく解説します。

あなたのリスクをチェックしてみましょう

ご自身のリスクを把握することは早期発見の第一歩です。以下の項目に当てはまる方は、定期的な検査を検討することをおすすめします。

✅ リスクチェック項目
  • 50歳以上である
  • 血縁者に大腸がんになった人がいる(家族歴がある)
  • 肉類(赤身肉・加工肉)を好んでよく食べる
  • お酒をよく飲む、または喫煙の習慣がある
  • 肥満気味である、または高カロリーな食事が多い
  • 最近、血便や便通の変化(便が細い、残便感など)がある

大腸がんの現状:どのくらい多い病気?

大腸がんは、日本人の健康にとって非常に大きな脅威となっています。データによると、人口10万人あたり男性で約64人、女性で約36人が罹患しており、特に男性に多い傾向があります。

高齢化の影響で患者の実数は年々増加していますが、年齢の影響を除くと近年はほぼ横ばいです。地域による差も見られますが、これは検診の普及率やデータ集計の仕組みなどが関係していると考えられています。「自分は大丈夫」と過信せず、予防と早期発見を意識することが大切です。

大腸がんの「危険因子(リスクを高める要因)」

発症のリスクを高める要因には、自分では変えられないものと、生活習慣に関わるものがあります。

年齢(50歳以上)と家族歴

特にはっきりと関係が認められているのが「年齢」と「家族歴」です。50歳を過ぎると罹患率が上昇し、血縁者に大腸がんの既往がある場合は、さらにリスクが高まることが確かな要因として知られています。

食生活と生活習慣

日々の嗜好も大きく関与します。高カロリーな食事、肥満、赤身肉(牛・豚・羊など)や加工肉(ハム・ソーセージなど)の摂りすぎ、大量の飲酒、そして喫煙がリスクを高めると多くの研究で報告されています。

大腸がんの「抑制因子(リスクを下げる要因)」

逆に、大腸がんのリスクを下げる可能性がある習慣も存在します。

適度な運動

習慣的な運動には、大腸がんの発生を抑える効果があるとされています。これは抑制因子の中で、比較的しっかりと裏付けがある要因です。

バランスのよい食事

食物繊維、野菜、果物の摂取にも抑制効果が報告されています。これらだけで完全に防げるとまでは証明されていませんが、健康全体の維持には欠かせません。

アスピリンの服用

アスピリンが大腸ポリープ(腺腫)を抑えるという研究結果もありますが、長期服用には副作用のリスクを伴うため、自己判断での服用は避け、必ず医師に相談してください。

◆ 当クリニックの考え方

赤羽胃腸肛門クリニックでは、大腸がん対策において「早期発見」が何よりも重要であると考えています。大腸がんは早期には自覚症状がほとんどありませんが、早く見つかれば治る可能性が高いがんです。特に50歳以上の方や家族歴がある方、気になる症状がある方は、たとえ便潜血検査が陰性であっても、大腸全体を直接観察できる「大腸内視鏡検査(大腸カメラ)」を受けることを強く推奨しています。

当院でできること

赤羽・十条・浮間舟渡エリアにある赤羽胃腸肛門クリニックでは、大腸がんの早期発見・早期治療のために、以下の体制を整えています。

  • 内視鏡専門医による精密検査
    経験豊富な専門医が、大腸全体をくまなく観察し、微細な病変も見逃さない丁寧な検査を行います。
  • 苦痛に配慮した大腸カメラ
    鎮静剤を適切に使用し、眠っている間にリラックスして検査を受けていただけます。
  • AI併用の最新システム
    AIによる診断補助を導入しており、小さなポリープの発見率向上に努めています。
  • ポリープの日帰り切除
    検査中に見つかったポリープは、その場で切除することが可能で、将来のがん化を未然に防ぎます。
📋 まとめ:定期的な検査で早期発見を目指しましょう

  • 大腸がんは日本人に多く、特に男性や50歳以上でリスクが高まります
  • 「家族歴」や「不規則な生活習慣」が重要なリスク要因となります
  • 適度な運動やバランスの取れた食事が、リスクを下げる一助となります
  • 最も大切なのは、症状がなくても定期的に検査を受けて早期発見することです
📖 参考文献
日本消化器病学会(編):大腸ポリープ診療ガイドライン2020 改訂第2版.南江堂,2020.
大腸がんの不安や検査について
お気軽にご相談ください

気になる症状がある方や、長らく検査を受けていない方は、手遅れになる前にお気軽にご相談ください。大腸がんの不安や検査についてのご相談は、赤羽・十条・浮間舟渡エリアにある赤羽胃腸肛門クリニックまで。

×
来院される患者様へ

来院される
患者様へ