大腸がんはどこにできやすい?
好発部位と検査の大切さを赤羽の専門医が解説
監修:赤羽胃腸肛門クリニック 院長 葛岡 健太郎
あなたの症状や状況をチェックしてみましょう
以下のような項目に当てはまることはありませんか?一つでも気になる点があれば、放置せずに専門医へ相談しましょう。
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最近、血便が出た、あるいは便に血が混じっている気がする
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以前に比べて便が細くなったと感じる
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特に症状はないが、高齢になり大腸がんのリスクが気になっている
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健康診断で異常はなかったが、大腸全体を調べたことが一度もない
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過去に簡易的な検査のみで、大腸の奥までは調べなかった
大腸がんは「肛門に近い側」に多い:全体の約6割
大腸がんや腺腫は大腸のどの場所にも発生する可能性がありますが、統計的には肛門に近い側に多く発生することがわかっています。全国の集計データによると、直腸からS状結腸(肛門に近い出口側の部分)に、大腸がん全体の6割以上が集中しています。
なかでもS状結腸は最も発生頻度が高く、全体の約3割を占める代表的な好発部位です。このように出口付近にがんが多いことは、「血便」や「便が細くなる」といった自覚症状に比較的気づきやすい理由の一つにもなっています。
見落としてはいけない「大腸の奥」のがん
一方で、決して注意を怠ってはならないのが、大腸の奥(入り口側)にできるがんです。
深部結腸(しんぶけっちょう)のリスク
大腸の奥の方にあたる「盲腸・上行結腸・横行結腸」は、専門用語で深部結腸と呼ばれますが、この部位にもがんや腺腫の3割以上が分布しています。
なぜ「奥のがん」は気づきにくいのか?
深部結腸に発生したがんには、自覚症状が出にくい明確な理由があります。
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便がまだ液状である
大腸の奥の方では便がまだ水分を多く含んだ液体状であるため、がんによって通り道が多少狭まっていても、便が詰まりにくく症状が出ません。 -
腸の直径が太い
奥側の腸はもともとの幅が広いため、がんがかなり大きくなるまで便の通りを妨げることがありません。
このように、奥のがんはかなり進行するまで自覚症状が現れにくいという特徴があります。特に高齢の方ほど、この「奥側」にできるがんや腺腫の割合が高まる傾向にあることも報告されており、より一層の注意が必要です。
赤羽胃腸肛門クリニックでは、「大腸全体をくまなく調べること」こそが、がんの見逃しを防ぐ唯一の方法であると考えています。肛門に近い部分だけを調べる簡易的な検査では、3割以上の確率で存在する「奥のがん」を見落としてしまう可能性があるからです。当院では、肛門から一番奥の盲腸までを直接観察できる大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を推奨しています。これにより、自覚症状のない段階でがんやポリープを発見し、必要に応じてその場でポリープを切除することで、大腸がんを未然に防ぐことが可能です。
当院でできること
赤羽・十条・浮間舟渡エリアにある赤羽胃腸肛門クリニックでは、患者様が安心して精度の高い検査を受けていただけるよう、以下の体制を整えています。
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内視鏡専門医による精密検査
経験豊富な医師が、見逃しやすい大腸の奥(深部結腸)まで丁寧に観察します。 -
苦痛に配慮した内視鏡検査
鎮静剤を適切に使用し、眠っている間にリラックスして検査を終えることが可能です。 -
AI併用の最新システム
AI(人工知能)による診断補助を導入し、小さなポリープの発見率向上に努めています。 -
ポリープの日帰り切除
検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除を行い、大腸がんの予防につなげます。
- 大腸がんの6割以上は肛門に近い側(直腸〜S状結腸)に集中している
- 一方で、3割以上は大腸の奥(深部結腸)にも分布している
- 奥側のがんは進行するまで自覚症状が出にくいため注意が必要である
- 高齢になるほど、奥側にできるがんの割合が高まる傾向がある
- 確実な早期発見には、大腸全体を直接観察できる「大腸カメラ」が極めて有効である
日本消化器病学会(編):大腸ポリープ診療ガイドライン2020 改訂第2版.南江堂,2020.
お気軽にご相談ください
「症状がないから大丈夫」と過信せず、定期的に大腸全体を調べることが健康を守る鍵となります。血便や便通の変化が気になる方はもちろん、しばらく検査を受けていない方も、赤羽・十条・浮間舟渡エリアにある赤羽胃腸肛門クリニックまでお気軽にお問い合わせください。
