便潜血検査で「陽性」になったらどうする?放置は禁物!赤羽の専門家が解説|【赤羽・十条・浮間舟渡】で肛門科・消化器内科・内視鏡検査は赤羽胃腸肛門クリニック

コラム

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便潜血検査で「陽性」になったらどうする?放置は禁物!赤羽の専門家が解説

2025.11.08

「便潜血検査」とは

健康診断や人間ドックで、「便潜血検査」という項目を目にしたことがあるでしょう。これは、便の中に含まれるごくわずかな血液(潜血)を調べる検査です。肉眼では見えないレベルの出血を検出することで、消化管のどこかで出血が起こっている可能性がないかを調べます。主に大腸がんの早期発見を目的として行われる、非常に重要な検査です。

こんな症状でお困りではありませんか?(チェック項目)

ご自身の症状をチェックしてみましょう。以下の項目に複数当てはまる方は、一度当院へご相談いただくことをお勧めします。

〇便潜血検査で「陽性」が出たが、忙しくてそのままにしている
〇健康診断の便潜血検査を毎年受けていない
〇最近、便に血が混じっているのを見かけたことがある
〇便が細くなったり、残便感があったりすることがある
〇40歳以上で、大腸カメラ検査を受けたことがない

便潜血検査が陽性になる原因

便潜血検査が陽性になったからといって、必ずしも大腸がんであるというわけではありません。陽性になる原因はさまざまです。

大腸がん

大腸の壁に腫瘍ができ、そこから出血することで陽性になります。

大腸ポリープ

良性のポリープでも、便が通過する際に擦れて出血することがあります。

痔(いぼ痔、切れ痔)

便潜血検査が陽性になる最も多い原因の一つです。

炎症性腸疾患

潰瘍性大腸炎やクローン病など、腸に炎症が起こる病気でも出血します。

便潜血検査の目的は、大腸がんの可能性を調べることにあります。そのため、陽性になった場合は、必ず精密検査を受けることが推奨されます。

精密検査の診断

便潜血検査で陽性が出た場合、精密検査として大腸カメラ検査が必要です。 「大腸カメラはつらそう…」と不安に思う方も多いかもしれませんが、大腸カメラはポリープやがんを直接観察し、出血の原因を特定する最も確実な方法です。
赤羽胃腸肛門クリニックでは、患者様が安心して検査を受けていただけるよう、苦痛に配慮した内視鏡検査を行っています。経験豊富な医師が、鎮静剤を使用し、眠っている間に検査を終えることも可能です。検査中に見つかったポリープは、その場で切除することもでき、大腸がんの予防にもつながります。

当院でできること

赤羽胃腸肛門クリニックでは、便潜血検査で陽性となった方に対して、以下のサポートを行っています。

内視鏡専門医による精密検査

日本消化器内視鏡学会の専門医が、安全で丁寧な検査を実施します。

苦痛に配慮した内視鏡検査

鎮静剤を適切に使用し、患者様の不安や身体的な負担を軽減します。

ポリープの日帰り切除

検査中に発見されたポリープは、その場で切除することが可能です。

便潜血検査は、大腸がんを早期発見する絶好のチャンスです。この機会を逃さず、精密検査を受けましょう。

放置せず、お気軽にご相談ください

便潜血検査の結果を見て、心配になったり、どうすればいいか分からなかったりする方も多いでしょう。 「まだ大丈夫だろう」と放置してしまうと、病気が進行してしまうリスクがあります。
まずは、お気軽にご相談ください。 便潜血検査の精密検査についてお困りでしたら、赤羽・十条・浮間舟渡エリアにある赤羽胃腸肛門クリニックまで。
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【参考文献】

日本消化器病学会、大腸癌検診ガイドライン
日本消化器内視鏡学会、大腸内視鏡検査ガイドライン

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