逆流性食道炎|北区、板橋区、川口市で肛門科・消化器内科・内視鏡検査は赤羽胃腸肛門クリニック

逆流性食道炎

逆流性食道炎

逆流性食道炎について

逆流性食道炎について

逆流性食道炎は、胃の内容物(胃酸など)が食道に逆流することで、食道に炎症が起こる病気です。現代社会では生活習慣の乱れやストレスにより増加傾向にあり、QOL(生活の質)に大きな影響を与えることがあります。しかし、適切な治療と生活習慣の改善により、多くの場合で症状の改善が期待できます。

胸焼けや頻繁なゲップなど、つらい症状でお困りでしたら、北区赤羽にある赤羽胃腸肛門クリニックへお気軽にご相談ください。

こんな症状でお困りではありませんか?

  • 胸焼けがつらい
  • 食後に胸の痛みやむかつきを感じる
  • 横になると胸焼けが強くなって眠れない
  • 頻繁にゲップが出る
  • 喉に何かが詰まった感じがする
  • 食べ物が胸につかえる感じがする
  • 咳や声のかすれが続いている
  • 口の中が酸っぱく感じる など

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎は、以下のような様々な要因が重なって発症します。日常生活での改善が可能な原因も多いため、早めの対策が重要です。

生活習慣の乱れ

不規則な食事、過食、遅い時間の食事、アルコールの過剰摂取などにより、胃酸の分泌が増加し、逆流しやすくなります。また、喫煙も症状を悪化させる原因となります。

肥満

腹圧が上昇することで、胃の内容物が逆流しやすくなります。特に内臓脂肪型肥満の方は要注意です。

食道裂孔ヘルニア

胃の一部が横隔膜の上に滑り上がる状態で、胃酸が逆流しやすくなります。加齢と共に発症リスクが高まり、特に50歳以上の方に多く見られます。

逆流性食道炎の検査・診断

問診・診察

症状や生活習慣、服用中のお薬などについて詳しくお聞きします。また、お腹を触診して、痛みの有無や場所を確認します。特に症状の出現時期や頻度、食事との関連性などを詳しくお伺いし、生活習慣との関係も含めて総合的に診断いたします。

内視鏡検査(胃カメラ検査)

食道や胃の粘膜の状態を直接観察します。必要に応じて静脈麻酔(鎮静剤)を使用し、できるだけ苦痛の少ない検査を心がけています。

逆流性食道炎の治療

薬物療法

胃酸の分泌を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬など)や、胃の運動を改善する薬を使用します。症状に合わせて最適な薬剤を選択いたします。
特に症状が重い場合は、複数の薬剤を組み合わせることで、より確実な効果を目指します。また、症状の改善に合わせて、段階的に薬の量を調整していきます。

生活習慣の改善

食事の時間や内容の見直し、禁煙、適度な運動など、具体的な改善方法をアドバイスいたします。特に就寝前の食事を避けることが重要です。
また、食事の際の姿勢や食べ方、食後の過ごし方なども、症状の改善に大きく影響します。必要に応じて、食事指導も行っています。

継続的な経過観察

定期的な診察により、症状の改善状況を確認します。必要に応じて投薬内容の調整を行います。また、内視鏡検査(胃カメラ検査)による粘膜の状態確認も重要で、症状が改善した後も定期的な検査をおすすめしています。