赤羽胃腸肛門クリニックの特徴

北区赤羽にある赤羽胃腸肛門クリニックでは、肛門外科と内視鏡検査の専門医による診療を通じて、より多くの患者様の健康をサポートしたいと考えています。「患者様の笑顔・元気・健康」を合言葉に、確かな技術と快適な診療環境の提供に努めています。
確かな技術と実績
「肛門」と「内視鏡」の専門医
内視鏡検査から肛門外科まで、肛門外科の専門医・指導医、また消化器内視鏡の専門医として一貫した診療を提供しています。これは全国的に見ても珍しい体制です。
例えば、肛門からの出血で受診された場合、痔の治療だけではなく、必要に応じて大腸の検査まで一貫して行うことができます。実際に、痔と思って受診したところ、大腸のポリープが見つかるケースもあります。
反対に便潜血検査で「要精密検査」と言われて受診した際、痔が原因とわかれば、その場で適切な治療をご提案できます。
豊富な治療実績に基づく診療
院長は内視鏡検査1万件以上、肛門の手術2,000件以上の実績があります。豊富な経験を活かして、より安全で確実な診療を心がけています。
肛門の手術については、イボ痔(痔核)や切れ痔(裂肛)など、一般的な手術のほとんどを日帰りで行うことができます。また重症のあな痔(痔ろう)など、入院が必要な場合は、提携する寺田病院または他院で院長自らが執刀することも可能です。
AIと医師によるダブルチェック
当クリニックではAI内視鏡を導入しています。これは医師の目による診断に加えて、AIが早期胃がんや大腸ポリープを自動で検出するシステムです。
医師は豊富な経験と知識を持っていますが、早期胃がんは専門医をしてもすべてを発見することは難しく、長時間の検査による疲れでも見落としが起こる可能性もあります。一方、AIは疲れることなく、常に安定した精度で画像をチェックし続けることができます。
医師の診断能力とAIの支援を組み合わせることで、より見落としの少ない検査が可能になります。例えば大腸ポリープの発見率は従来と比べて約10%向上したというデータもあります。AIはあくまでも医師の診断を支援するツールですが、患者様により安心で確実な検査を提供する重要なパートナーとして活用しています。
快適な検査環境
苦痛の少ない内視鏡検査
当クリニックが内視鏡検査で重視しているのは、「安全で確実な検査」と「患者様の苦痛軽減」のバランスです。院長をはじめ、複数の内視鏡専門医が検査を担当して、精度の高い検査を提供できる体制を整えています。
例えば大腸カメラ検査では、静脈麻酔(鎮静剤)に加えて、腸を膨らませる際に炭酸ガス(CO2)を使用することで、検査後のお腹の張りやガスの残存を軽減しています。また「軸保持短縮法」という特殊な挿入方法で、腸への負担を減らしながら確実な検査を行っています。
胃カメラ検査については、経口内視鏡(口からの胃カメラ検査)と経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ検査)のどちらにも対応しており、いずれの場合も必要に応じて静脈麻酔(鎮静剤)を使用できます。
午前中、土日も検査/胃・大腸の同日検査可

お仕事や家事などで平日日中お忙しい方のために、平日午前中、土日にも内視鏡検査を実施しています。また胃カメラと大腸カメラの同日検査も可能です。
患者様のご希望や状況に合わせて、できる限り苦痛の少ない検査方法をご提案しています。
男女別の前処置室・専用トイレ、鍵付きロッカーを完備
大腸カメラ検査の前処置(腸管洗浄)のための専用スペースを、男女別に設けています。それぞれの前処置室には専用トイレを2室ずつ完備していますので、ゆとりのある空間で検査の準備をしていただけます。また、鍵付きのロッカーも1人ひとつ、ご使用いただけます。
特にご高齢の方や体調に不安のある方には、前処置中の脱水を防ぐために、点滴をしながら安全に前処置を行っていただくこともあります。このように、検査前の段階から、患者様の安全と快適さに配慮しています。
正確な診断と治療
肛門エコーによる詳細な検査
当クリニックでは肛門エコーが受けられます。この検査技術により、特にあな痔(痔ろう)の正確な診断が可能になりました。
あな痔はまっすぐなものから、馬蹄型のように複雑に走行するものまで様々な形態を示しますが、肛門エコーを用いることでその詳細な形状の把握が可能となり、より適切な治療方針を立てることができます。
デジタル直腸鏡によるわかりやすい診察
当クリニックではデジタル直腸鏡を導入しています。これは患者様が診察台で横になったまま、モニター画面で自分の状態を確認できるシステムです。「自分では見ることのできないおしりの中の状態」をリアルタイムでご覧いただきながら、よりわかりやすい説明が可能になります。
カメラ付きの筒を肛門から挿入して内部を観察するため、直腸の粘膜の状態、いぼ痔(痔核)の程度、切れ痔(裂肛)の数や深さ、出血している箇所などを詳しく把握できます。潤滑ゼリーを塗って検査を行うので痛みはほとんどありませんが、痛みを感じる場合は遠慮なくお申し出ください。視覚的に状態を理解していただくことで、治療方針の説明もより具体的に行えます。
充実した日帰り手術の実績
当クリニックでは痔の日帰り手術を行っています。いぼ痔(痔核)の手術では、患者様の症状や生活環境に合わせて最適な治療方法をご提案します。例えば、比較的症状の軽い方には注射による硬化療法(ALTA療法)を、症状が進行している方には結紮切除術など、状態に応じた手術方法をご提案いたします。
また切れ痔(裂肛)や肛門ポリープ、肛門皮垂(スキンタグ)など、様々な肛門の疾患に対しても日帰り手術で対応可能です。必要に応じて局所麻酔に加えて静脈麻酔(鎮静剤)を使用することで、できるだけ苦痛の少ない手術を心がけています。
病院と連携した診療体制
一般的な痔の手術は日帰りで行っていますが、複数箇所の治療が必要な場合や、深いあな痔(痔ろう)など、入院での手術が適切と判断した場合には、提携する寺田病院または他の病院をご紹介します。
その際は院長自身が執刀医として手術を担当することもあり、診断から手術、術後のフォローまで一貫した診療が可能です。また、病理検査(顕微鏡による組織検査)も提携施設と連携して行っております。
炎症性腸疾患の専門的治療
炎症性腸疾患とひとくくりに言っても、潰瘍性大腸炎やクローン病など、症状も経過も異なる病気があります。当クリニックではそれぞれの疾患に対して、専門的な治療を提供しています。
例えば潰瘍性大腸炎の患者様の約9割は、内服薬だけでコントロールが可能です。特に若い方の肛門周囲の症状から、これらの病気が見つかることも少なくありません。診断から治療まで、地域のクリニックで対応できる体制を整えています。
患者様への配慮
女性医師による内視鏡検査
大腸がんの早期発見には定期的な検査が重要です。しかし大腸カメラ検査は、特に女性の患者様にとって抵抗感のある検査だと理解しています。デリケートな部分の検査であることに加えて、検査のための前処置や、検査中の体勢など、様々な不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
当クリニックでは、安心して検査を受けていただけるように、女性医師による検査日を設けています(予約制)。できるだけ多くの方に定期的に検査を受けていただき、早期発見に繋がればと考えております。
デリケートな診察への配慮

テ肛門外科の診療でも、患者様の羞恥心に配慮しています。受付に診療科目を書いた紙をご用意して、指差しでお答えいただく方式を採用しています。これなら声に出して症状を説明する必要がなく、待合の他の患者様に聞こえる心配もありません。
特に女性の患者様の場合は、診察室には衝立を設置して、女性スタッフがその向こう側で診察台へのご案内や体勢の準備をお手伝いします。女性の患者様と男性医師が1対1になる状況はありません。
また診察中も女性スタッフが必ず同席します。担当医が「ゼリーを塗ります」「痛くありませんか?」など、1つ1つの処置について丁寧に声かけを行いながら進めています。
Web問診による症状確認
肛門の症状は人に話しづらく、診察室でも緊張して十分に説明できない方が多くいらっしゃいます。そこで当クリニックでは、Web問診システムを導入しました。
ご自宅でスマートフォンなどから、ゆっくりと落ち着いて症状や気になる点を入力していただけます。お通じの状態や入浴習慣、お仕事の内容、運動習慣など、生活環境に関する詳しい情報も入力していただく事で、伝え漏れをできるだけ防ぐようにしました。
問診項目にお答えいただく事で、診察時の問診時間を短縮でき、より多くの時間を診察や治療方針の説明に使えるようになります。また患者様の生活習慣を詳しく把握することで、より適切な生活指導が可能になり、症状の改善や再発予防にも繋がります。
赤羽駅から徒歩1分の便利な立地
JR赤羽駅西口から徒歩1分という好立地で、通院が便利です。駅前という場所柄、赤羽はもちろん、東京都城北エリア十条、王子、浮間、岩淵、志茂、神谷、西が丘等の北区、板橋区、川口市、戸田市、蕨市周辺など、幅広いエリアから通院いただいています。さらに専門性の高い治療を求めて、千葉県や山梨県などの遠方からお越しになる患者様もいらっしゃいます。