ドクターズインタビュー|北区、板橋区、川口市で肛門科・消化器内科・内視鏡検査は赤羽胃腸肛門クリニック

ドクターズインタビュー

ドクターズインタビュー

院長インタビュー

“患者様の笑顔・元気・健康”がコンセプト。赤羽周辺の地域の皆様に良質な医療を届けたい

“患者様の笑顔・元気・健康”がコンセプト
赤羽周辺の地域の皆様に良質な医療を届けたい

医師を目指したきっかけは?

医師を目指したきっかけは?

私が医師を志したきっかけは、小学5年生の時の入院体験でした。虫垂炎から腹膜炎を発症して、1ヶ月ほど入院することになりました。その後も定期検査や術後の合併症で通院や入院を繰り返す中で、医療という仕事を身近に感じるようになりました。

高校生になって進路を考えた時、最も具体的にイメージできた職業が医師でした。特に手術に興味があったことから外科医を志して、大学卒業後は移植外科での研修を経て、現在は肛門外科と内視鏡検査を専門としています。

院長に就任した経緯は?

赤羽という街は、とても魅力的な土地柄だと感じています。駅前には活気があふれる一方で、少し奥に入ると落ち着いた住宅街が広がり、多様性のある街並みが特徴的です。こうした魅力的な環境の中で診療を行えることに、医師として大きなやりがいを感じました。

特にこのエリアには肛門外科と内視鏡検査の両方に専門的に対応できる医療機関が少なく、地域医療への貢献の可能性を強く感じました。また、一人でも多く、胃がんや大腸がん、食道がんで亡くなる方を減らしたい、おしりの痛みや出血でお悩みの方をへらしたいとの思いがあり、2021年に院長に就任して、2024年4月からは日帰り肛門手術・大腸ポリープ切除が可能な新たな体制で診療を行っています。

クリニックのコンセプトは?

「患者様に笑顔になって、元気になって、健康になって帰っていただく。お一人でも多く、胃がんや大腸がん、食道がんで亡くなる方を減らし、おしりの痛みや出血でお悩みの方を減らす」ことです。

赤羽を中心に、十条、王子、浮間、岩淵、志茂、神谷、西が丘等の北区、板橋区、川口市、戸田市、蕨市周辺など、幅広いエリアから通院される患者様がいらっしゃいます。それぞれの患者様が抱える症状や不安に真摯に向き合い、適切な治療を通じて健康を取り戻していただくこと。そして診療を通じて患者様の笑顔に出会えること。それが私たちの喜びです。

“痛くない”“恥ずかしくない”にこだわる。すべては患者様の笑顔のために

“痛くない”“恥ずかしくない”にこだわる
すべては患者様の笑顔のために

診療で大切にしていることは?

私たちが大切にしているのは、患者様が笑顔で帰っていただけるような診療です。特に当クリニックでは肛門の診療や内視鏡検査など、どうしても受診をためらいがちな診療を扱っています。そのため「できるだけ楽に検査を受けていただきたい」「リラックスして診療を受けていただきたい」という思いを持って診療に臨んでいます。

例えば内視鏡検査では、必要に応じて鎮静剤を使用して、できるだけ苦痛の少ない検査を心がけています。また肛門の診察では患者様の羞恥心に最大限配慮して、特に女性の患者様には、女性スタッフが診察台へのご案内を行い、体勢が整ってから診察を始めます。診察中も必ず女性スタッフが同席いたします。

クリニックの診療の特徴は?

クリニックの診療の特徴は?

当クリニックの特徴は、肛門外科と内視鏡検査の両方に対応できる体制を整えていることです。例えば便潜血検査で陽性となり、「痔の症状があるけれど、大腸の検査も必要かもしれない」という場合、当クリニックでは両方の診察・検査を一貫して行うことができます。

内視鏡検査1万件以上、肛門の手術2,000件以上の実績を活かして、確かな診療を提供しています。土日にも内視鏡検査を実施しており、お仕事や家事などで平日日中お忙しい方にも受診しやすい体制を整えています。

痔の治療については、まず薬物療法や生活習慣の改善から始めて、必要な場合は日帰り手術も行います。いぼ痔(痔核)や切れ痔(裂肛)などの一般的な手術のほとんどは日帰りで対応可能です。重症例は提携する寺田病院または他院をご紹介した上で、私が手術を執刀することも可能です。

検査機器や設備について教えてください

当クリニックでは検査の精度向上と患者様の快適性を考えて、様々な医療機器を導入しています。内視鏡検査ではAIによる画像解析システムを活用して、早期の胃がんや大腸ポリープの見逃しの少ない、より確実な検査を実現しています。また、大腸カメラ検査の前処置室は男女別々に設けて、それぞれに専用トイレを2室ずつ完備することで、安心して検査に臨んでいただける環境を整えています。

肛門の診療では、専用のエコー(肛門エコー)を使用してあな痔(痔ろう)などの正確な診断を行っています。またデジタル直腸鏡を導入して、患者様が診察台で横になったまま、モニター画面で自分の状態を確認できるようにしています。「自分では見ることのできないおしりの中の状態」をリアルタイムでご覧いただきながら説明することで、よりわかりやすい診療を心がけています。

“おしり”も“お腹”もお任せください。全国でも珍しい専門医がいるクリニック

“おしり”も“お腹”もお任せください
全国でも珍しい専門医がいるクリニック

肛門と内視鏡の専門医であるメリットは?

肛門外科と内視鏡検査、両方の診療が重要な理由は、肛門と大腸が密接に関係しているからです。例えば「痔からの出血」と思っていたら、実は大腸にポリープやがんが見つかるケースもあります。反対に便潜血検査で陽性となり、痔が原因とわかった場合でも、適切な痔の治療まで行えるクリニックは意外と少ないのが現状です。

また若い方のおしりの症状の背景に、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患が隠れているケースも少なくありません。実際、20代以下の方で肛門のまわりに膿のたまりができた場合、その約半数がのちにクローン病と診断されるというデータもあります。

肛門と内視鏡の両方に対応できる医師は少ない?

内視鏡検査と肛門外科の両方に対応できる医師は、全国でもごく少数です。肛門疾患の治療薬を処方できる医師は全国に約4,000人いると言われていますが、その中で肛門を専門的に診療している医師は約400人。さらにその中で、内視鏡検査から炎症性腸疾患の治療まで対応できる医師となると、非常に限られます。

炎症性腸疾患の治療も行っている?

当クリニックでは潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患の患者様も多く診させていただいています。これらは「指定難病」に認定されている疾患ですが、適切な治療を続けることで、多くの患者様が普通の生活を送れるようになっています。例えば潰瘍性大腸炎の患者様の8~9割は内服薬だけでコントロールできています。

診断から治療まで、地域のクリニックで対応できる体制を整えていることは当クリニックの特徴の1つだと考えています。

“相談しづらい”を“相談して良かった”に。その一歩が早期発見の近道です

“相談しづらい”を“相談して良かった”に
その一歩が早期発見の近道です

最後に、患者様へメッセージをお願いします

最後に、患者様へメッセージをお願いします

肛門の痛みや出血、お腹の不調など、なかなか人には相談しづらい症状もあると思います。また、内視鏡検査に対して不安を感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、そうした症状は早めに相談することで、より良い治療に繋がることが多いのです。

当クリニックでは、患者様お一人おひとりの症状や生活環境に合わせて、できるだけ負担の少ない治療方法をご提案させていただいています。「ここなら安心して相談できる」と思っていただけるように、これからも丁寧な診療を心がけて参ります。どうぞお気軽にご相談ください。