食道裂孔ヘルニア|北区、板橋区、川口市で肛門科・消化器内科・内視鏡検査は赤羽胃腸肛門クリニック

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニアについて

食道裂孔ヘルニアについて

食道裂孔ヘルニアは、胃の一部が横隔膜の裂け目(食道裂孔)から胸腔内に滑り上がる状態です。加齢と共に発症リスクが高まり、特に50歳以上の方に多く見られます。また、肥満や姿勢の悪さも原因となります。適切な治療と生活習慣の改善により、多くの場合で症状の改善が期待できます。

気になる症状がございましたら、まずは一度北区赤羽にある赤羽胃腸肛門クリニックへご相談ください。

こんな症状でお困りではありませんか?

  • 食後に胸焼けや胸の痛みを感じる
  • 横になると胃の内容物が逆流してつらい
  • 食べ物がつかえる感じがして食事が楽しめない
  • 咳や喉の違和感が続いている
  • 食事の量を減らさないと眠れない
  • 胸の奥に痛みを感じることがある
  • ゲップが頻繁に出て困っている
  • 喉に何かが詰まった感じが続いている など

食道裂孔ヘルニアの原因

食道裂孔ヘルニアの発症には、以下のような要因が関係していると考えられています。早期発見・早期治療が重要ですので、気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

加齢による組織の脆弱化

年齢と共に横隔膜の裂け目を支える組織が緩むことで、胃が上方に滑り上がりやすくなります。特に高齢者に多く見られる原因です。

肥満・内臓脂肪

過度な体重増加により腹圧が上昇し、胃が押し上げられやすくなります。また、内臓脂肪の蓄積も大きな要因となります。

姿勢の悪化

猫背などの不良姿勢により、横隔膜に負担がかかり、症状が悪化することがあります。デスクワークの多い方は特に注意が必要です。

食道裂孔ヘルニアの検査・診断

問診・診察

症状や生活習慣、姿勢の状態などについて詳しくお聞きします。また、お腹を触診して、痛みの有無や場所を確認します。症状の出現パターンや、生活習慣との関連性も重要な診断材料となります。

内視鏡検査(胃カメラ検査)

食道や胃の状態、ヘルニアの程度を直接観察します。必要に応じて静脈麻酔(鎮静剤)を使用し、できるだけ苦痛の少ない検査を心がけています。検査結果はその場で丁寧にご説明いたします。

食道裂孔ヘルニアの治療

薬物療法

胃酸の分泌を抑える薬や、胃の運動を改善する薬を使用します。症状に合わせて最適な薬剤を選択し、必要に応じて複数の薬剤を組み合わせることで、より確実な効果を目指します。

生活習慣の改善

食事の量や時間の調整、適切な姿勢の指導、体重管理など、具体的な改善方法をアドバイスいたします。特に就寝前の食事を避け、食後すぐに横にならないことが重要です。また、肥満の方には適切な運動指導も行います。

継続的な経過観察

定期的な診察により、症状の改善状況を確認します。胃カメラ検査による経過観察も重要で、症状が改善した後も定期的な検査をおすすめしています。