診察前の確認
まず医師やWEB問診で症状や排便習慣、気になる点などについて詳しくお聞きします。ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
肛門エコー
肛門エコーは、超音波を使って肛門の壁の中やその周辺の状態を詳しく観察する検査です。特殊なエコープローブを使用することで、外部からはわかりにくい深部の状態まで確認することができます。
北区赤羽にある赤羽胃腸肛門クリニックでは、この検査を活用することで、より正確な診断と安全な治療を実現しています。
肛門の奥深くまで詳しく観察することで、より正確な診断が可能になります。特に複雑なあな痔(痔ろう)のような病変では、その形状や深さを正確に把握することが重要です。まっすぐなあな痔(痔ろう)から馬蹄型のように複雑に走行するものまで、その形状を詳細に診断することが可能になります。
膿瘍の処置などを行う際、エコーで正確な位置と周辺の組織を確認しながら処置を行うことで、より安全で確実な治療が可能になります。特に硬く腫れた部分の膿瘍では、エコーを見ながら処置することで、周囲の重要な組織を傷つけることなく、最短距離で確実に膿を排出することが可能になります。
治療の前後で状態を比較することで、治療の効果を客観的に確認することができます。また、定期的な検査により、症状の変化や治癒の過程を詳しく観察することが可能になります。これにより、より適切な治療計画の立案や、必要に応じた治療方針の見直しを行うことができます。
専用のゼリーを使用して、できるだけ痛みを感じないよう配慮して検査を行います。2~3分間で終了する検査です。患者様の状態に合わせて、ゆっくりと丁寧に進めていきます。
患部の状態をリアルタイムで確認できるため、今の病状の把握が可能です。検査当日に画像を見ながら医師が丁寧に説明することで、患者様にも症状や治療の必要性をより具体的にご理解いただけます。また、治療中の処置の安全性も高めることができます。
病変の深さや広がりを正確に把握することができます。特に深部の状態や、複雑な形状をした病変の診断に優れています。この特徴により、より適切な治療方針の決定が可能になります。
肛門の中と皮膚を繋ぐ異常なトンネル(瘻管)の有無や走行を詳細に観察できます。まっすぐなあな痔(痔ろう)から、馬蹄形のように複雑に走行するものまで、その形状を正確に把握することができます。また、あな痔(痔ろう)の数や枝分かれの状態も確認可能です。
肛門の周囲に膿がたまった状態を正確に診断できます。表面からはわかりにくい深部の膿瘍も検出可能で、その位置や量を詳しく把握できます。
肛門括約筋の損傷や機能障害を評価することができます。これは便失禁などの症状がある場合の診断や治療方針の決定に特に重要です。
直腸や肛門周囲の腫瘍性病変を発見することができます。早期発見が重要な悪性腫瘍の診断にも役立ちます。
STEP1
まず医師やWEB問診で症状や排便習慣、気になる点などについて詳しくお聞きします。ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
STEP2
診察台に横向きになっていただき、肛門周囲の視診と触診を行います。この段階で、エコー検査が必要かどうかを判断いたします。
STEP3
必要に応じて肛門エコー検査を行います。検査では以下の手順で進めていきます。
STEP4
検査終了後、その日のうちに画像を見ながら、わかりやすく結果をご説明いたします。症状の原因や今後の治療方針についても、丁寧にお話しさせていただきます。
検査時間は通常1~2分程度で終了します。不安な点がございましたら、遠慮なくお申し出ください。